製品案内
製品案内 / NSDシリーズ
NSDとは、全国スチールドア製品技術開発機構の略称です。全国の中小スチールドアメーカーが集まりアイデアの実用化をめざし商品開発、
同じ性能を持った製品を供給できる製造技術を共有し、安全・バリアフリー・環境と時代に合った快適でより良い住空間を創るために
新商品開発・新製造方法に取り組み新しい建築文化を製造育成しているグループです。
ファイヤーカール耐熱ガラス入り特定防火設備
快適で安全な空間造りをフルサポート
ファイヤーカールは、NSDが開発した耐熱ガラス入り特定防火設備の名称です。透明ガラスのようにクリアに外が見渡せ、快適空間を創りだす扉です。
- 防火戸の種類
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- ・防火戸には、使用の目的と場所によって特定防火設備と防火設備の2種類があります。
- 認定防火戸
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- ・認定防火戸には個別認定と通則認定があります。
- 個別認定とは
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- ・個別認定とは、建築基準法施行令第112条により規定された構造に該当しないもので、定められた性能試験により特定防火設備の性能を有すると確認された個々の製品に対して、申請の上国上交通大臣認定を受ける制度の事です。
- ・枠と扉の製作は指定工場以外では出来ません。
- 耐熱ガラス
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- ・低膨張防火ガラス「ピラン」…ピランは旭硝子と、特殊ガラスの分野で世界的に有名なドイツのショット社が共同開発した、強く、無色透明で網のない防火戸用ガラスです。
- ・耐熱強化ガラス「マイボーカ」…組成や物理特性は従来のフロート板ガラスと一緒ですが、特殊なエッジ加工と特殊強化処理を施すことで高い強度と防火性能を実現しております。
サイレンティー防音ドア
グレモンハンドルを使用しない「サイレンティー」は、トリプルS(軽い・スムーズ・安全)の斬新な防音ドアです。
今まで防音ドアと聞きイメージするのは、主に空調機械室や音響スタジオ等で使用されているグレモンハンドルの分厚い扉でした。
閉める際には、まず扉をドア枠の位置に持っていき力を加え押し込み、更に重いハンドルを回す必要があり、手・指の怪我や床や天井を傷つける心配もありました。
NSDのノイズ・キャンセリング・システムはマグタイトを使用することで、トリプルS(SOFT・SMOOTH・SAFETY ―軽い・スムーズ・安全― )を実現しました。防音ドア サイレンティーは、日常生活で使うドアと同じ使い勝手で施錠も簡単にできグレモンハンドル仕様のドアと同等の遮音性を発揮します。
サイレンティーの特徴
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普通のレバーハンドルか握り玉などで、遮音性能をクリアする事が出来ます。
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枠の扉納まり部分の規格を統一しているので、本製品シリーズの他のタイプとの互換性があります。
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グレモンハンドルのように扉上下のロッド棒を使用しないので、床や天井にひっかきキズをつける心配がありません。
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シンプルな構造なのでメンテナンスも簡単です。
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枠の戸当り部にすきまを設けているため、指はさみ防止の人に優しいドアです。
ピロベルウォールガラス入り耐火間仕切壁
<ピロベル>は、板ガラスとケイ酸ソーダ系樹脂を交互に積層した、耐火・遮熱積層ガラス。耐火・遮熱性能はもちろん、発散・貫通防止性能にもすぐれ、耐火間仕切壁として幅広く使用することが可能です。安全を大前提としながら、より創造的なデザインをめざすこれからの都市建築に、ガラスの耐火間仕切壁<ピロベルウォール>の時代です。
ピロベルウォールは1時間耐火間仕切壁の認定を取得しています。
ピロベルウォールの特徴
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- デザインの自由度と開放感が拡がります。
- 鋼線などのない高級感のあるガラスです。耐火間仕切壁に使用することで完成度の高いガラス建築が実現し、エレベーターホールなどの閉鎖的な雰囲気も払拭できます。
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- 耐火1時間の間仕切壁に使用できます。
- 火災時には、ケイ酸ソーダ系樹脂が発泡して放射熱を遮断し、非火災室の温度上昇を防ぎます。
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- 飛散・貫通に強く安全性にすぐれています。
- ガラスとケイ酸ソーダ系樹脂を積層した構造で、間仕切壁としての十分な安全性を実現。万一割れても破片が飛散・脱落しにくく、衝撃物や、人体などが激突しても貫通しにくくなっています。(ショットバッグ1219mm、BS6206 classA)
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- 遮音性にすぐれています。
- 遮音性能にすぐれており、500Hzで35dB(1オクターブ)の音響透過損失を示します。人が集まる施設や文化施設など、静かな環境を守るうえで大変効果的です。※弊社実験室における測定値です。